日本人メジャーリーガー、投手編|野茂英雄





今から20年前以上、村上雅則以来の、
日本人メジャーリーガーとなった野茂英雄は、
長期ストライキ明けで、人気低迷になっていた、
メジャーリーグを救う活躍を見せた。


独特のトルネード投法から繰り出す速球と、
フォークボールで、居並ぶ打者から、三振の山を築き、
最多奪三振のタイトルと、新人王を獲得した。


「NOMOマニア」という言葉が生まれるほどの人気を、日米で誇ったが、
その背景には、ドーピング全盛時代にあって小細工をせず、
堂々と力勝負を挑んだ、その姿勢の清廉さが、
今でも色あせることなく、人々の記憶に残っている理由だろう。


野茂の偉大な記録の1つとして、挙げられるのが、
ドジャース時代とレッドソックス時代に達成した、
2度の、ノーヒットノーランだろう。


異なるリーグでのノーヒットノーランは、その時点で、
長いメジャーリーグの歴史の中でも、野茂を含め、
僅か4人しか達成していない、大偉業だった。


特に、ドジャース時代に敵地で達成した、
ロッキーズ戦は、打者天国と言われるほどボールが飛ぶ、
クアーズ・フィールドであったため、
そのような記録達成は、誰も不可能と思われていた。


このため、「完全試合より価値ある偉業」と、報道された。


その後、多くの日本人投手が海を渡り、メジャーリーグに挑戦したが、
野茂が、通算12年で打ち立てた、メジャー123勝の記録は、
20年以上経った今でも、断然トップである。


野茂の功績は、現役時代の成績だけでなく、社会人野球クラブを作り、
野球を続けたい若者に、受け皿を作っているところだ。


そこから生まれたプロ野球選手も、少なからずいる。
こうした分野でも開拓者であった野茂の活躍に、これからも期待したい。




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